鉄鋼関連事例 |
高温鍛造品へのネイルガンによる耐熱タグ取り付け、
及び熱処理工程管理
対象物 | 鍛造品 |
処理条件 | 常温、もしくは800℃程度でタグ取り付け その後熱処理(大気下1,100℃×十数時間) |
採用商品 | HP-L90 |
お客様のご要望
- 製品のID管理
- 工程削減、異材撲滅
これまでの管理手法
耐熱チョークによるマーキング
鋼材母材へ耐熱チョークでマーキング
※熱処理と鍛造の繰り返し
耐熱チョークによるマーキング
半製品完成
耐熱チョークによるマーキング
半最終製品へ加工
問題点
- 熱処理のたびにマーキングが必要
- 再マーキングの際読み間違い、書き間違いのヒューマンエラーにより異材が発生
複数回、熱処理と鍛造を繰り返す
⇒熱処理のたびにスケールが発生し、
視認文字の識別が困難になるため
再度マーキング
視認文字の読み間違い、
書き間違いが発生
ヒートプルーフによるソリューション
1 | ID管理が可能 |
2 | 母材から最終製品までの一貫管理が可能 |
3 | 作業工数削減、異材撲滅 |
鋼材母材へ耐熱タグをネイルガンにて
打ち込み
半製品完成
耐熱タグは熱処理の繰り返し工程に耐性がありますので、バーコードも視認文字も読み取りが可能です。
⇒ 再マーキングの必要もなくなります
⇒ バーコードによる一貫管理で異材撲滅
最終製品へ加工
⇒ 最終加工時に耐熱タグを取り外し