製品紹介 ヒートプルーフ®耐熱ラベル【HP-X1758】

新商品紹介
2021-08-24

製品紹介 ヒートプルーフ®耐熱バーコードラベル【HP-X1758】

高温対象物へ直接貼り付けできる耐熱ラベルは世界で唯一YSテックのみの技術です。

◆ 各種高温製品管理

 

  弊社製品は最高1000℃程度の鋳造直後の高温対象物に対して貼り付け可能です。対象物の温度、表面状態等

により提案する製品が異なります。

  今回ご紹介する製品は250~600℃の対象物(鉄鋼であれば、スラブ、ビレット、ブルーム、コイル等やアルミであれば

サウ、ビレット、コイル、鋳造直後のエンジンブロック等)へ直接貼り付けすることができ、個体バーコード管理を可能とする

製品HP-X1758です。

  これまでこの温度帯においてはHP-600にて管理されておりましたが、

 ラベルに印字したインクが貼り付け時に滲みやすい

  とお客様からご意見を受け、これに対応するために検討した結果、HP-X1758を開発しました。

  HP-X1758は印字滲みの原因であったワックス系インクリボンではなく、印字滲みが少なく、耐擦過性、耐薬品性などに

優れているレジン系YS-350Tでの印字が可能となり、上記課題を改善しました。

 

◆ 情報の付与

  耐熱ラベルHP-X1758は市販の熱転写プリンターで必要情報(視認文字やバーコード等)を印字することが出来ます。

  インクリボンは1200℃の熱が加わっても、印字焼失しない設計となっております。  

◆ 屋外耐候性

 これまで耐熱チョークや刻印等で手書きで管理されていた高温製品のバーコード管理が可能になります。

 これにより高温製品の上~下工程の一貫バーコード(Code39やQRコード等)管理が可能となります。

 屋外曝露に関しましては、対象物自身がさび錆びても耐熱ラベルは錆びませんので、視認文字、バーコードの

 読み取りが可能です。

 

◆ 再加熱後 

 次工程の再加熱で耐熱ラベルが圧延等に影響を与えないかというお問い合わせを多く頂きます。本製品は熱処理後、

 対象物とともにスケール化するため、圧延等に与える影響はほとんどないと判断頂き、ご採用頂いております。

ご興味ございましたら、こちらのお問い合わせフォームからご連絡下さい。

以上、よろしくお願いいたします。