トルコ鉄鋼メーカー訪問

導入事例/高温貼付タイプ
2022-12-01

トルコの鉄鋼メーカーよりHEATPROOF Label HP-901の問い合わせを受け訪問を実施した。鋳造直後の熱間ビレットに自動のロボットアプリケータ(貼付け機)を設置し、ラベルを貼りつけてID管理に利用したいとの内容。

打合せ後に実際の現場でHP-901の貼付けテストを行い、問題なく貼りつけられることを確認。写真①は当日750℃で貼付けたラベルの様子。

写真①

 

また、ロボット設置場所の検証も行い、実際の導入に向けて詳細な条件確認を実施。お客様社内にて具体的に導入検討されることとなった。

 

現在この会社ではビレットが500℃以下になるのを待ち、ネイルガンにてPI(ポリイミド)のタグを打ちこんでいる。しかしながら、温度帯に上限があることや写真②のように、タグが湾曲して読取に問題が生じることから、別の手法を検討されているという背景があった。

写真②

 

今回その他の鉄鋼メーカーも訪問してヒートプルーフⓇの紹介を実施。何れの鉄鋼メーカーも製品のトレーサビリティーに苦心されており、高温で貼付け可能な耐熱ラベルでのソリューションに対して興味を持たれた。トルコの鉄鋼各社は、出来上がった製品を中東や欧州へ輸出することが多く、輸出先からの厳しいID管理を問われることが増えているとのこと。今後もヒートプルーフⓇへの問い合わせが増えることが予測される。