2016年3月にインドでの引き合いが増加している旨をトピックスにてご紹介しましたが、続報として現在の採用状況についてお知らせします。

前回のご報告以降、引合い数の増加に応じて実際の採用件数も順調に増加し、2023年8月現在、TATA、JSW、Jindal Steel、SAILグループをはじめとする主要な鉄鋼メーカーには全て採用されるに至りました。対象物もホットコイルに加え、ビレット、インゴット、スラブなど多岐にわたります。HEATPROOFを用いた管理手法が評価された結果であると自負しております。

インドでの採用が活況である理由は以下の通りです。

◆自動車メーカー等最終顧客からの鋼材の個体識別に対する強い要望。

◆元来の個体管理システムでは急速な生産量増加に対応できず、HEATPROOFを使用する管理への要望が高まった。

◆インド鉄鋼省から個体識別に対するガイドラインが発行され、各社の意識が高まった。

　現在も複数のProjectが進行中であり、鋳造直後の超高温時にラベルを貼るというSolutionが浸透して行っております。今後は大手鉄鋼メーカーのみならず、鋳造品メーカーや特殊鋼メーカーへの拡販を目指して活動を続けてまいります。

（熱間貼付けの様子）

（ヤードでの様子）